カリキュラムと履修ガイド
授業基礎知識
学年・学期・授業時間・開講期
- 学年は4月1日に始まり、翌年3月31日に終わります。学年を2つの学期に分けて、4月1日から9月30日までを前期、10月1日から3月31日までを後期と呼びます。
- そうすると通常の在学期間の4年間には8つの学期が含まれるわけですが、これを順にI期、II期、III期、…、VIII期とローマ数字で表記します。
- 各授業科目はどの学期に開講するかが決まっています。これをその科目の開講期と言います。
- 各学期には学期末試験を含めて原則として15週の授業が行われます。
授業時間
授業時間は名古屋大学全体で統一されています。
- 第一時限 8:45 - 10:15
- 第二時限 10:30 - 12:00
- 第三時限 13:00 - 14:30
- 第四時限 14:45 - 16:15
- 第五時限 16:30 - 18:00
単位とは何か
単位とは、授業に休まずに出席したご褒美ではありません。日本では大学設置基準という省令の中で、1単位は45時間の学修内容を標準とすると定められています。この45時間には授業内の学修だけではなく、授業外での学修が含まれています。したがって、授業時間以外にも図書館で調査をしたり、自宅で課題に取り組んだりしたことも含めて単位が認定されるということをまずは忘れないでください。
通常は、週1回90分の授業を1学期間履修し、学期末に「S」「A」「B」「C」いずれかの成績を収めると、2単位が与えられます。しかし、これは、実験・実習・実技などを含む授業には必ずしも当てはまりませんから、自分の履修しようとしている授業科目が何単位の科目であるかを常にチェックするように心がけてください。
成績評価
成績は、S(90点以上)、A(80~89点)、B(70~79点)、C(60~69点)、F(60点未満) の5段階で示され、60点以上を合格とし、単位が与えられます。ただし、この区分により難いものについては、合格及び不合格となります。
GPAについて(平成23年度以降入学生より)
GPA(Grade Point Average)とは、科目の成績から算出される新しい成績評価値のことです。それぞれの教科の単位数と成績を基に計算されることから、多くの単位を取得してもBやCが多いと高い値は算出されず、F(不合格)となった科目もGPA算出の対象となります。
国際的な評価制度として利用されていることから、海外留学や外資系企業への就職などの際に学力を証明する指標として用いることができます。
学修に対する一つの目安として、勉学への意欲を高めるために有効に活用しましょう。
GPAは下の式によって求められます。
GPA=4.3×(S取得単位数)+4×(A取得単位数)+3×(B取得単位数)+2×(C取得単位数)/(S取得単位数)+(A取得単位数)+(B取得単位数)+(C取得単位数)+(F科目単位数)