名古屋大学情報文化学部

教員紹介

河村 則行（かわむら のりゆき）

研究内容

グローバリゼーションや情報化（IT革命）は、これまでの閉鎖的な日本社会を大きく変容させる要因であり、グローバリゼーションやIT革命とは何であるのか、それにともなう社会構造の変化や問題が何であるのかを社会学の視点から理論的・実証的に研究している。それは社会をオープン化し効率化し、選択肢の増大をもたらすと同時に「リスク」の増大、「個人化」をもたらし、社会を不安定化する。個人と組織との関係、社会と国家の関係、「公共性」の構造は変化しており、「組織」・「情報」をキーワードにし、その変化と問題を解明している。