教員紹介

増沢 陽子(ますざわ ようこ)

増沢 陽子

研究内容

環境法が専門です。環境法は環境政策と密接に関わっています。環境政策の歴史は時に仮定法過去完了で語られます(「もっと早く対策をとるべきだったのに(しなかった)」)。将来の環境損害を最小限に抑えるためには、現在なら不合理と考えられる(不)作為がなぜその時点では合理的と判断されたのか、過去を理解するとともに、現在においてあるべき意思決定の原則や方法論を明らかにする必要があります。こうした問題意識から、化学物質管理などを素材に、環境上のリスク管理に関する政策過程、適用可能な法原則及び具体的な法制度のあり方を研究してきました。今後も、持続可能な社会を実現するための新しい合理性とこれを立法・政策に反映させるための法技術等について研究していきたいと考えています。

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