教員紹介

鈴木 泰博(すずき やすひろ)

鈴木 泰博

研究内容

相互作用の科学:街を歩いていると黒を着ている人が多い気がするので何となく黒い服を選ぶ。そんな小さな気持ちの動き(相互作用)が集まると、やがてそこから流行(モード)が生まれます。モードはまるで生き物のように変化し進化しやがて消えていきます。私の研究のミッションはこうした小さな(局所的)相互作用から、モードのようなマクロなシステムがどのようにして出現し、発展するのかを解明することです。こうした局所的な相互作用から生まれる系はモードのみならず、生命系(生命の起源と進化など)や社会経済系(金融市場など)の複雑な系に広くみられます。研究は計算機中に対象となる系を再現する方法を用い抽象化学系、膜計算、化学進化のモデル、細胞内シグナル伝達系のモデル化、生態系の安定性等;実際の現象を観察する現象的な方法を用い出芽酵母のタンパク相互作用ネットワークの数理的解析と分子生物学的な特徴づけ、タンパク質‐糖鎖相互作用等の研究を行っています。

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