カリキュラムと履修ガイド

専門基礎科目

(注)平成22年度以前入学者は、専門基礎科目対応表(pdf)を確認の上、履修登録してください。

00系科目 -コア中のコア-

人類はどこから生まれ、どこへ向かおうとしているのか。現代の人類が宇宙・生命・歴史の中で占めるユニークな位置をさまざまな観点から明らかにし、情報文化学部が目指す学問の方向を明らかにするための科目。

0010
人類生存のための科学(1)|1年・必修シラバス

情報文化学部の目指す学問とは何か。いや、そもそも学問って何だ? そしてあなたがそれを学ぶ意味はいったい何なのだろう。あなたが大学で学ぶことのあなたにとっての意味ではなく、人類にとっての意味は何だ? まとめ役が全体をつないでいきながら、さまざまな教員がゲストに加わるかたちで、情報文化学部のフィロソフィー(基本的なものの見方)を提示します。

0020
人類生存のための科学(2)|1年・必修シラバス

思考のスケールを拡大する最良の方法である「科学」そのものに目を向け、次の3つのことを目指します。(1)科学的な発見がわれわれの人間観や社会観にどのような大きな変革をもたらしたのかを明らかにする。(2)科学的なものの考え方の特質とは何かを学ぶ。(3)みなさんが学んだ科学的思考を、人類あるいは地域の問題解決に活かすにはどのような方法があるかについてグループワークを通して学ぶ。

01系科目 -情報のスキルとセンスを身につける人工言語リテラシー科目-

情報社会を担っていくための情報に関するスキルとセンスを身につける科目。情報倫理・情報リテラシー・ネットワーク・プログラミング・アルゴリズム・情報デザイン・情報システムなどについて講義と実習を行う。

0110
情報倫理と法|2年・必修シラバス

本講義では高度情報化社会に生きるものとして知っておかなくてはならない知的財産権(著作権や特許権)、名誉毀損、プライバシーなど、情報をめぐる倫理問題・法問題について法学と倫理学の二つの面から論じる。

0121
情報リテラシーとコンピュータ|1年・必修シラバス

正に日進月歩の勢いで発展しているように見えるコンピュータであるが、その根本にあるものは至って単純で、しかも開発当初からほとんど変化していない。この根本を理解し、様々な情報がコンピュータによってどのように処理されているか知ることは、情報化社会で生きていく上で必須の基本的素養である。そこで本授業では具体的な例を挙げながら、情報処理とコンピュータの初歩について講義を行う。

0122
ネットワーク基礎|1年・必修シラバス

C言語とJava言語を用いたプログラミングについて、講義とコンピュータを用いて学修する。

0131
ネットワーク社会|2年・選択シラバス

情報社会が進展している今、インターネットに代表される情報通信技術(ICT)が社会の中でどのように活用されていくべきなのかを、自らの視点で考え企画できる力(電子社会設計力)をつける。

0132
プログラミング1|1年・必修シラバス

コンピュータシステムの利用法等(ファイル管理・ユーザー管理・プロセス管理・ネットワーク管理)について実習した後、基本的なプログラム言語のひとつであるC言語について、講義とコンピュータを用いて学習する。

0141
プログラミング2|2年・選択シラバス

Java言語の基本文法を解説し、アプリケーションおよびアプレットのプログラミングに関する実習を行う。授業では毎回、レポート課題としてプログラム問題を課す。

0142
アルゴリズム|2年・必修シラバス

代表的なアルゴリズムについての知識を得るとともに、アルゴリズムを理解するための素養を身につけます。また、アルゴリズムを利用した問題解決、アルゴリズムの観点から見た情報の理論について学びます。

0151
情報デザイン|2年・選択シラバス

電子ネットワーク社会では、だれもが簡単に発信者になることができます。その際に、様々な情報を収集・編集し、それに形を与えることが重要で、その行為をデザインと呼びます。この授業では、デザインについて理解し,プロジェクトを通してグループによるプレゼンと個人によるポスター制作のための技術を修得します。

0152
情報システム|2年・選択シラバス

情報システムは仕事や生活において、文系理系の枠組を超え、安全で安心な社会や暮らしを支える重要な基盤となっています。人間の生産活動やサービス活動の質を向上させる情報システムの基礎知識、考え方、方法論(分析とモデリング、設計と評価、運用と管理)を学び、情報を効果的に活用するための基本概念を理解します。

0153
論理学(計算論)|2年・選択シラバス

チューリングマシンを使って計算可能性理論を学習する。 この講義では論理的思考能力の向上と科学的な英文の読解力をつけることを目標とする。

02系科目 -人間、文化、世界を理解する自然言語リテラシー科目-

情報文化学部が重要視している基礎力の「自然言語リテラシー」(外国語・日本語の能力)をつけるための科目。これらの科目により、人間、文化、世界を理解し、自分なりに表現するための基礎学力をつけることを目的とした科目です。

0210
情報の哲学|2年・選択シラバス

図に代表される視覚媒体が、人間・文化・世界におけるさまざまな現象を捉えるのに効果的であることは言うまでもない。この視覚媒体の特徴について、古典的ノーテーション理論に基づき、哲学的・歴史的に論じる。講義を通して受講生は、各古典的視覚媒体の本質的特徴だけでなく、それぞれが効果的なのはどのようなときかを知ることで、卒業研究を進めるための基礎的知識を手にする。

0220
クリエイティブ・ネットワーキング|2年・必修シラバス

インターネット技術の急速な発展により、多種多様な情報がネットワークを介して繋がってきた.これを活用した創造的なコミュニケーション形態について,その原理を理解し、活用方法・技術を修得するとともに、新たな文化の可能性を探る。

0230
情報文化英語セミナー1|2~3年・選択シラバス

英語を視覚的、聴覚的な側面からもっともリアルに体験できる映画というメディアを使用してそのなかで取り扱われているテーマの考察、英語圏の文化、習慣などを学ぶ一方、英語学習においては特に、繰り返して画面を見ることによって日常的な表現の習得や、ヒヤリングの訓練を行う。また原作の一部を英語で読み、映画表現との比較も試みる。楽しみながら効果的映画英語学習を行う。

0240
情報文化英語セミナー2|2~3年・選択シラバス

フォークソング、ロックなどの英語の歌から、英語の言葉の発音、強調、ピッチ、リズムを習得する。黙読よりも音読に力を入れて、本来の生きた英語を習得する。また、一つの歌の中に表現される、テーマや人間の自己表現を分析し、歌が物語る時代背景や社会の変化を考察する。 

0250
情報文化英語セミナー3|2~3年・選択シラバス

英語を使うための環境は社会の情報化とともに飛躍的に改善しています。Webサイトなどを用いて英語の作文能力やコミュニケーション能力を向上させることも、夢ではない時代です。そういう世界に踏み出すにあたっての最低限のエチケットを学びながら、実際にそうした能力をさらに高める仕方を学びます。

03系科目 -広い視点で現象を捉え、論理的思考を養う科目-

自然や社会という要素が複雑に相互に関連している現象を広い視野で捉え、論理的に理解する力をつける科目。自然や社会などをシステムとして統一的に捉える方法、複雑な社会を調査する方法、それらを解明するためのシミュレーション科学や複雑系科学の方法論などについて講義を行う。

0310
論理学(批判的思考)|1年・必修シラバス

「このことからこのことは出てくる」とか「キミの言っていることはつじつまが合っていない」というのはそもそもいったいどういうことなのか。それを理論的に明らかにするための科学が論理学です。推論と整合性の学としての論理学に入門することを通じて、情報文化学部での4年間に必要な論理センスを磨くことを目指します。

0320
システム論の基礎|2年・必修シラバス

自然・社会・人文科学いずれの分野でも、様々な要因の相互依存関係を捉えることが重要になる。こうした関係全体を「システム」と呼ぶ。本講義では、例を用いながら、システムの分析がどのように行われるのかを説明する。

0330
シミュレーション科学入門|2年・必修シラバス

シミュレーションは、科学研究において実験・理論に次ぐ第3の方法と呼ばれ、コンピュータの発展とともに急速にその研究対象を拡大している。物質(ハード)から情報(ソフト)へと現象理解に対する視点が変化する中で、具体的適用例も交えながら、その理念と方法について紹介する。目標(1)シミュレーションの方法の対象となる現象について理解する。(2)この方法の有効性と問題点について理解する。(3)対象に捉われないソフト的考え方を養う。

0340
複雑系科学入門|3年・選択シラバス

自然・生命・社会などの複雑なシステムを統一的に理解することを目指す複雑系科学の意義と方法について、さまざまな題材を提示しながらわかりやすく講述する。

0350
認知科学と人工知能|3年・選択シラバス

人間の認知機能を科学的に解明していく上で必要となる基礎的知識を身につけると同時に、認知科学の概要を把握する。人間の認知と機械のそれを対比しつつ講じることによって、認知に対する理解を深める。

0360
社会調査法1|2年・選択シラバス

社会調査法は、社会学方法論の一部であり、社会現象を実際に調査するための方法である。この社会調査の意義・目的・方法について、講義形式と実習形式を組み合わせながら学んでいく。

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